LAST ALLIANCE - 10年の時を経て今なお走り続けていく -

IMG_1582トレードマークのノースリーブで登場するや否や、「寒くねえぞ!」と一蹴するANZAI(vo、G)。
スタンディングエリアは先陣を切ったグッドモーニングアメリカで身体を温めたファンに加え、“キッズ”を抱えたお父さんなど少し上の世代のファンで既に埋め尽くされていた。
1曲目の「BOYS DON’T CRY」からハンドクラップで会場はひとつになり、走り出すメロディーが座って観ていたファンの足をどんどんステージ前へと走らせる。

IMG_16531IMG_66631さらに、ANZAI、MATSUMURA(vo、B)のツインボーカルが奏でるハーモニーが、彼らの代名詞である疾走感をぐんぐん加速させていく。
「フィルター」、「LAST ALLIANCE」と続き、4曲目の「プラネタリウム」ではメンバー、オーディエンスが一体となりジャンプ!
直後のMCでは、すっかり身体も温まったと思いきや「やっぱ寒いな」とANZAIが嘆き、会場は笑いに包まれる。
対して、「俺の方が厚着に思われるかもしれないけど、これが普通です(笑)」としっかりジャケットを着込んだMATSUMURA。
続けて、当時HMVの試聴機で初めてThe Get Up Kidsを聴いたときのこと、いちキッズである自身が憧れのバンドと共演できた喜びを熱く語った。
今日のセットリストはThe Get Up Kidsの今イベントになぞらえて1stと2ndのアルバムから選んだということで、目の前で再現される約10年前の懐かしい名曲たちにオーディエンスのエモさは爆発、「TRUTH IN MY ARMS」ではサークルまで出現した。

IMG_15561ラストの「EQUAL REASON」まで一瞬も気を緩めることなく加速し続けたラスアラ。かつての少年たちは、あの頃の心を持ち続けたまま走り続け、とうとう「憧れのバンドとの共演」という夢まで辿り着いた。
そしてその会場が、以前ラスアラが自主企画を成功させたこの所沢航空記念公園野外ステージであることも感慨深い。
いや、エモい。まだまだ走り続けていくことをファンに約束したと同時に、この日、かつてのキッズとともにこの奇跡を目撃した“キッズ”へと、夢のバトンを渡したアクトだった。

IMG_16432

-  set list -
BOYS DON’T CRY
フィルター
LAST ALLIANCE
プラネタリウム
偽りのオレンジ
REBEL FIRE
TRUTH IN MY ARMS
EQUAL REASON

 

 

photo : 小坂淳 writer :  山田友佳里/@TbNyMd

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.