Predawn - あらゆる人が魅了され、引き込まれていく世界観 -

IMG_1698_1あらゆる人を魅了する、Predawnこと清水美和子の温かく優しい声。
今年も多くのロックフェスが開催されたなか、彼女が引っ張りだこだったのは、このフェスでいうところの「tie」すなわち「繋ぐ」役目を果たすからだろう。
それを証明するように、グドモ、ラスアラと激しく体を動かしてライブを楽しんでいたお客さんも、次に登場する彼女を心待ちにしている様子が見てとれた。
13:00を少し過ぎた頃、まだ熱気の残るステージに清水が姿を現した。

IMG_1726今日はギター1本、弾き語りのセットだ。
演奏が始まると、会場の雰囲気が一瞬にして変わるのがわかった。
ギターの音色に乗った清水の声は温かく会場を包み込み、灰色の雲が見下ろす航空公園のステージをまるで木の葉が紅く色づくように彩っていった。
数曲終えたところで、MCが入る。
歌っているときの凛とした雰囲気はどこへやら、あどけない笑顔で観客へと話しかける。
ファンの顔に施されたハロウィン風のフェイスペイントについて「ハロウィンはもう終わりましたよね」となかなか鋭く(笑)切り込んだり、マフラータオルを巻いていたファンにも「それは汗を拭くために巻いてるんですかね?タオルでもいいので、今日はとにかくあったかくしてくださいね」と気遣う場面もあったりと、とても自由で和やかな時間。

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音楽でもトークでも、清水の世界観にすっかり引き込まれ、先ほどまで熱く火照っていた身体もすっかり落ち着いた。
清水はさらに「Suddenly」など、数曲を披露し、挨拶を済ませるや否や恥ずかしそうにステージ裏へ駆けていった。
会場にいた全ての人の心に温もりを残して。
彼女の歌い姿から見て取れる芯の強さは、「好きなことをやっている」という自信を強く確信させる。

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photo : 小坂淳 writer :  山田友佳里/@TbNyMd

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