HUSKING BEE - 結成初期、当時のライブハウスが蘇ったかのような光景 –

IMG_1906@@この日、HUSKING BEE(以下、ハスキン)がtieemoのステージに立つことには大きな意味があった。
The Get Up Kids(以下、TGUK)をレジェントとして憧れ、聴きこんできた世代がラインナップの大半を占める本フェスで、ハスキンだけがTGUKと共に90年代のシーンを駆け抜けていた。
TGUKが海外においてエモを広げた先駆者の一人なら、ジャンルすら認識されていなかったエモを日本国内に広げた先駆者はハスキンに他ならない。
ゆえに、TGUK初日のステージにバトンを手渡すのはハスキン以外には考えられない。

IMG_1890@サウンドチェックが始まる前からステージ前はさながら同窓会のような雰囲気。
ハスキンの歴代Tシャツに加え、当時のシーンを駆け抜けた様々なバンドのユニフォームを纏った顔ぶれもどことなくかつてキッズ「であった」人たちで溢れていた(笑)。
やがてメンバーがステージ上に姿を見せ、リハーサルがてらTGUKの名曲「Holiday」をまさかのカヴァー!
この粋なプレゼントに会場は大盛り上がりのまま、本編がスタート。

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IMG_1982@事前にアナウンスがあった通り、この日のセットリストは1st、2nd中心。
「Life」「ANCHOR」「Sun Myself」「SING TO ME」「A SINGLE WORD」などなど、最近の彼らのライブではあまり聴くことのできないエモの甘酸っぱさに溢れた初期の楽曲たちが立て続けにドロップされた。
その楽曲たちに呼応するかのように観客も盛り上がり、気づけば笑顔でサーフする人々の姿もチラホラ。。。
さながら00年前後のライブハウスが蘇ったかのような光景が広がった。

IMG_2006@そして、この日最大のハイライトの瞬間がやってくる。
MC時に会場から「テッキン(AIR JAM2012で脱退したオリジナルメンバー)どこ??」との掛け声。
すると磯部が「テッキン・・・・・今日来てるよ。なあ、テッキン??」と呼びかけると会場後方から「ハイっ!」と返事と共に子供を抱きかかえたテッキンの姿が。
会場から湧き上がる歓声。そして静かにイントロが流れ始める「WALK」。
流れ続ける人の波に、子供を抱いたままフロントエリア近くまでやってくる笑顔のテッキン、ステージの上で熱唱するメンバー。まさに「エモフェス」に相応しい瞬間だった。

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ハスキンのステージは、TGUKを愛するバンドたちの敬愛に満ちた「2013年」のステージから、TGUKと共にエモを掲げて戦った「当時」のシーンへとステージの時間を巻き戻した。
このステージで、エモのバトンはハスキンからTGUKへしっかりと手渡させたことは間違いない。

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- set list -

8.6
Life
Anchor
Put On Fresh Paint
Sun Myself
The Sun And The Moon
Sing To Me
A Single Word
Question
Face The Sunflower
Walk

 

 

photo : 小坂淳  writer :   @Ai_Tkgk

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